IE9ピン留め

見仏日記⑧

今日の放課後は考査前で部活動も休止、
地元国立大学を受験する生徒の面接指導に借り出されました。
改めて面接において大切なことを認識させてもらいました。

言葉が流暢なことに越したことはありませんが、
受験生の醸し出す雰囲気は言葉だけではなく、
立ち居振る舞いや言葉と言葉の行間、
さらには聞き手(面接官)の気持ちに十分配慮することなど
様々な要素が複雑に絡み合って創り出されるものなのです。
自分にとっても、収穫の多い面接指導でした。

さて見仏日記⑧です。
新薬師寺をあとに東大寺法華堂に向かいました。
徒歩で30分くらいは歩いたかもしれません。
朝から訪れた浄瑠璃寺や新薬師寺と違い、
東大寺は観光客でごったがいしています。

今回は時間の都合で法華堂オンリーです。
以前修学旅行引率のついでに見た程度で、さほど強烈な印象が残っていませんでしたが、
再び訪れてみてそのすごさに圧倒されてしましました。

堂の中心には本尊不空羂索観音像。
その両サイドに日光・月光菩薩。
その両サイドに帝釈天と梵天像。
そして前面には金剛力士像。
さらに内陣の四方にはお決まりの四天王像という配置です。

これらはすべて天平時代の乾漆像・塑像で、
多くが3mを超える巨大なものばかりです。
中でも不空羂索観音像はその中心でまさに光を放つがごとき神々しさでその場に存在しています。
堂内に入るとここも多くの人でにぎわっていましたが、
その多くの人がこのお堂の仏像たちの姿への驚きと感動の声を発しています。

京都東寺の講堂は空海がつくった立体曼荼羅で有名です。
何度か訪れそのたびに「さすが!」と思わされてきましたが、
今回の東大寺法華堂の仏像群は、
それを遥かに超えています。その圧倒的な威圧感に体に震えがきますよ。

さらにこのお堂の中には、不空羂索観音の後ろの厨子の中に、
秘仏である「執金剛神像」までいらっしゃる。
観光客の中には、この像見たさに訪れた人も多くおり、
案内の寺男とのおじさんに、
「あ~、これは今日は見れないよ。12月16日だけ。」と慰められておりました。
執金剛神像、是非見てみたい像である。

このお堂での発見。
仏像鑑賞アイテムとして、双眼鏡を持っている人が多いこと。
例えば不空羂索観音像の宝冠は、ガラス玉やら勾玉が無数にちりばめられた至極の一品ですが、
肉眼では遠いし、暗いしよく見えない。また観音の額にある第三の目もよく見えない。
そんな時。この双眼鏡が役に立つらしい。
双眼鏡を覗きながら深く頷く年配のご婦人の姿を、
羨望の眼差しで見つめずにはいられませんでした。
次回から双眼鏡です。


さて法華堂をあとに大仏殿の横の道を通り、南大門を抜け、奈良国立博物館へ。
ここまでくると、もう東京ディズニーランド並の人・人・人。
東大寺ってやっぱりすごいわ!



今回の旅行で撮った数々の写真の中で、ベストショットの1枚です。
何だか分かりますか?

by ma510_fuji | 2009-11-25 00:34 | 歴史散歩 | Comments(0)
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職場で起こる様々な出来事をポジティブに捉えていきます。


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